テセとは精巣精子採取法です。今回テセが適応されるケースについて説明します。
テセが適応されるケースとは、精液中に精子が確認できても、数がごくわずかな場合や精液が正常に出てこない射精障害の場合がテセ適応となることがあります。
まだ、精液検査で精子が確認できない「無精子症」の場合、テセも適応されます。
「無精子症」は閉塞性と非閉塞性に分けられます。閉塞性無精子症では閉塞部位を再開通する精路再建術が第一選択になりますが、奥様の年齢などによりTESEのほうが良いと判断されることもあります。非閉塞性無精子症ではTESEがお子さんを授かる可能性のある唯一の方法です。
閉塞性無精子症はConventional TESEが適応となります。精巣のごく一部の組織を採るだけで精子を回収できる可能性が高く、創の大きさも小さくすみます。
非閉塞性無精子症の場合はMD-TESE(顕微鏡下精巣精子採取法)が適応となります。顕微鏡で精巣の中をくまなく観察し、精子がいる可能性の高い太い精細管を採取して精子を探します。
-
黄精賛育カプセルは腎機能が弱まる事で引き起こされる精子無力症、乏精子症により引き起こされる男性不妊、足腰のだるさ、陰嚢湿疹等、精液検査により精子量や活動力が少ない方に対して用いられます。
-
金匱腎気丸で前立腺増生症を治療する期間は10日間を1クールとします。日本医学研究員により、金匱腎気丸を長期服用する事で高齢者の免疫力向上に限らず、老衰による視力減衰にも効果がある事が分かっています。一般的に治療期間として半年程を目処に服用される事をお勧めします。
-
益腎霊顆粒は主に腎陽虚によって引き起こされる勃起不全、早漏、精子無力症に対して用いられる薬剤です。
-
-
龍鹿丸は無気力感や精神疲労、食欲不振に用いられます。男性なら無精子症、勃起不全、遺精に、女性は子宮の冷えや不妊症に対して用いられます。
-
太極五子衍宗丸は、五味子(ごみし)、枸杞子(くこし)、覆盆子(ふくぼんし)、車前子(しゃぜんし)等の漢方素材から作られました。腎虚による遺精や勃起不全、早漏、残尿、不妊症から、気血両虚、若白毛に至るまで効果があります。補腎固精の効果があります。古くから、「精」(体や脳の基本物質)や髄液を補充し、「腎」の機能を高めると言われています。ネナシカズラ(菟丝子)や枸杞子は補腎陽や精血増強に、覆盆子や五味子は補腎固渋に、車前子は腎・肝機能を高める効果があります。